アンケートの作成方法(作り方のコツ)
数値化できるものは数字で聞く
博士、数値にできる質問は数字で聞くというのはどうしてですか?
うむ。
個数や頻度などで聞けるものは、できるだけ具体的な数字を使った選択肢にするということじゃ。
実際に事例を見たほうがよいの。
サーベイQ、映してくれ。
かしこまりました。
(ピピピ・・・)
質問・・・スポーツジムにはどれぐらいの頻度で行きますか
<選択肢パターンA>
「とてもよく行く」「よく行く」「少し行く」「行かない」
<選択肢パターンB>
「週に3回以上」「週に1~2回ぐらい」「月に1~3回ぐらい」「月に1回以下」「全く行かない・ほとんど行かない」
ケイト君、この場合じゃったら、どっちの選択肢パターンほうが正確な回答を回収できると思うかい?
それはパターンBです。
パターンAだと「よく行く」といっても、「僕の思っている、よく行く」と、「博士の思っている、よく行く」は回数が違うかもしれませんからね。僕は週5回でも、博士は週1回かもしれません。
それに対してBの場合は、具体的な回数が選択肢になっているので、頭の中で思っていることにギャップがあっても人によって選択が異なることはありません。
そのとおりじゃ。
個数や頻度など数値にできるものは、具体的な数字で聞いたほうが正確な分析につながるからの。特に行動や目に見えるものは数字にしやすいのじゃよ。
とはいっても、数値にするのが難しいものは無理やり数字にする必要はないからの。特に好き嫌いといった感想や気持ちなどは数字にするのが難しいんじゃ。
まあ数字ではないものを数字に置き換えて分析する方法もあるが
、それはまた別の機会にでも話すわい。
数値で聞く重要性がよくわかりました。
回答者のためだけではなく、正確な分析をするためにも大切なのですね。
ところでケイトさん。
現在ワタシ「サーベイQ」に関するアンケートを実施しておりまして、ご協力ください。
質問・・・先週(月~日曜日)、サーベイQの紳士的行動を何回ぐらい見ましたか?
選択肢・・・「51~100回」「101~200回」「201~300回」「301回以上」
・・・・・。
(50回以下の選択肢はないのか・・・?)
301回以上の選択肢をもう少し増やしたほうが良さそうですかね?
修正して、後日アンケートを再実施させていただきます。
それでは後日ご協力のほど、よろしくお願いします。
博士・・・・・
すまんが、協力してやってくれ・・・・・・