リサーチ・調査のおまかせサービス
従業員満足度調査(社員意識アンケート)
従業員満足度調査
普段は目に見えない従業員の意識や満足度を可視化します。
改善項目の優先順位も明確になるため、具体的な改善プランを立てることができます。
見積例
料金:58万円
対象者:従業員400人
内容:企画~分析レポート、全て込み
従業員の意識・満足度を目に見える形に!
「顧客満足が先!」「従業員満足が先!」とある会社の経営陣が盛り上がっています。
答えは・・・先も後もありません。どちらも大切です!!!
良いサービスを提供し、お客様に喜んでいただき、その様子を見た従業員が更に頑張り、お客様が更に喜んで・・・・。従業員の満足と顧客の満足に強い相関があることは統計でも出ています。
業態や組織風土、経営状況によって多少のバランスはあるでしょうが、企業にとって顧客も従業員も大切なことに違いありません。
しかし、顧客調査は行うが、従業員調査を行わない企業は多数あります。社員には給料を支払って囲っているから、多少満足度をないがしろにしても大丈夫だろうという根拠のない安心感があるのでしょうか?
もし経営側がそのような意識でいると、ジワジワと離職者が増え、内部告発が発生し、顧客離れも進みます。
従業員の満足・意識は顧客と比べて見えないうちに低下する分、落ちた状態もなかなか回復・上昇しません。売上のように目に見えない分、危機的状況に陥って初めて気づくことも多々あります。
その解決は、定期的に従業員の意識・満足度を目に見える形で把握すること。早めの対策が長期的な会社の成長につながります。
時系列でトラッキング調査
改善策の効果はあったのか、悪化している部分はないのか。過去のデータと比較することで、成果の確認ができ、傾向と対策も見えてきます。
上図は、ある会社の過去3年分の従業員満足度調査を時系列で並べた結果例です。
満足度全体が2011年から2012年にかけて大きく向上していることが確認できます。過去の社員アンケートの結果を元に、人事制度を大幅な改革と、残業時間減に集中して対策を行いました。その結果としてそれぞれ改革した部分の伸びが調査結果に反映されており、またそれら項目の伸びと連動して満足度全体が向上しています。
従業員満足の改善に成功した良い例といえるでしょう。
従業員満足度の把握と、改善項目の優先順位付けがポイント
グループによる満足度の高低把握
従業員個々の満足度が異なるように、部署、入社年月、性別、役職などグループ別でも満足度に差がでます。例えば入社3年以内のグループの満足度が著しく低いようであれば、その原因を把握して早く対策を打たなければ突然の離職連鎖ということにもなりかねません。
上図はある企業でモラール・サーベイ(従業員意識調査)を行ったアンケート回答結果を部署や支社別に集計した例です。
「製造」では満足度が低く、反対に「総務・人事」では高くなっているなど、部署によって従業員満足度に差があることを確認できます。部署間であまりにもギャップがあるのは、会社全体として対策の目が行き渡っていない可能性があります。
「製造」と「総務・人事」のギャップの原因を調べるべく、アンケート結果をさらに分析してみました。
「製造」と「総務・人事」を項目別で比較すると、「職場環境」と「業務負荷」の項目で大きく差が出ていることが確認できました。
上図の結果を元に、さらに深堀り分析を進めると製造現場では工場の環境と過多な残業に不満を感じている従業員が多くいることが分かりました。
具体的問題点が見えてきたので、改善の対策を練ることができそうです。
組織診断で弱点を把握
会社組織も言わば生き物です。定期的なチェックを実施し、どの部分が健康なのか、注意が必要なのか診断を行います。
改善点の優先順位を明確化
会社組織のどの部分が健康なのか、大項目・小項目それぞれ診断を行います。
その診断で問題のある項目一つ一つを全て改善できれば、従業員の満足度も大きく向上するかもしれませんが、コスト・労力・時間の制約上、大体の場合において優先順位を付けなければなりません。
そこで全体の満足度と各項目との相関分析を行うことで、どの項目の改善が全体の満足度の改善に大きく影響するのかを明確にします。
上図はある会社の社員意識調査について、そのアンケート結果を分析した例です。
マトリックス図の「縦軸」は従業員意識に関わる「各項目の満足度」をあらわします。
「横軸」は各項目の満足度が「どれぐらい全体の満足度に影響するか」を表した図です。つまり項目が「図の右側」であるほど「全体の満足度に大きく影響」するため、社員満足にとって大切な項目ということになります(上図で1番右にあるのは「仕事のやりがい」、次に「対人関係」。)。
この図で最も重要なのは、大切な項目(右側)であるにも関わらず、その項目の満足度が低い項目が何かを知ることです。それに当たるのは、レッドゾーンに位置する「自己成長」と「対人関係」。現在この2つの項目が会社に対する不満を増長している項目なので早急に改善対策が必要です。ただしこれらは、改善することで満足度の向上に大きな効果が期待できる項目でもあります。
そして、さらに細かい分析をすることで具体的な改善策のヒントが得られるため、ピンポイントで対策することが可能となります。
上図の例では「対人関係」の項目を細分化して分析しました。この「対人関係」が不満に思われている要因として、同じくレッドゾーンを確認すると「良好な人間関係」と「オープンに話す環境」がプロットされています。この2項目を改善することが「対人関係」の満足向上につながり、会社に対する満足度にも大きく貢献することとなります。
料金
見積例1「弊社に全ておまかせの場合」
料金:680,000円
内容:ヒアリング、調査設計・企画、調査票の作成、アンケート実施・データ収集、GT集計表・ローデータ・サマリー報告書・詳細分析レポート(50~80枚程度)の納品
対象:従業員500名の場合
見積例2「弊社がWEB調査のみ実施する場合(質問の作成や分析はお客様側)」
料金:180,000円
内容:WEBアンケート画面の作成、調査実施・回答データの回収、ローデータの納品
対象:従業員1000名の場合
※WEB画面とアンケート用紙やエクセル(EXCEL)を併用した調査など、お客様のご依頼にあわせて柔軟に対応いたします。