アンケート用語集
- 協力率（きょうりょくりつ）とは
協力率とは、調査配信数に対して完了した回答を回収出来た割合のことです。例えば、調査票を1000人に配信して600人が回答した場合、協力率60％となります。インターネット調査におけるEメール配信でのアドレス無効や、郵送調査における住所不明による回答不可の場合等は配信数から除外することもあります。
協力率は、調査の手法や調査対象者、調査票の質問内容などが影響します。回答者にとって質問が難しい内容であったり、答えにくいものだと、回答途中で離脱する可能性が高くなり、協力率が下がってしまいます。
また、協力率の低い調査には気をつける必要があります。例えば政治関する調査を行った際、政治に興味のない人の回答拒否が多くなるかもしれません。その場合、調査結果として興味のある人の回答に偏ってしまいます。協力率が低い場合、配信対象者を無作為に抽出していたとしても、その結果は母集団の代表として適正でない可能性があります。
回収率や回答率と呼ばれることもあります。